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ジャパンディスプレイ、主力銀行に1,000億の融資を要請

Nikkei Asian Reviewによると、ジャパンディスプレイ(JDI)は主力取引銀行に1000億円規模の融資を要請していることが明らかになったと報じている。

みずほ銀行や三井住友銀行などは、筆頭株主である官民ファンド 産業改革機構の債務保証を条件に、新たな融資枠を設ける方向であるという。

 

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3年連続赤字を計上

JDIは、スマートフォン向けパネルの生産を加速することができず、3年連続で赤字となっている。この背景には、韓国や中国の競争の激化有機EL(OLED)パネルの採用増加があると思われる。

 

有機ELパネルの急速な普及

JDI最大の取引先であるAppleは、今年後半に発売されるiPhone 8のディスプレイにOLEDパネルを採用する方向である。そのパネルはSamsungが独占供給すると言われている。

Samsungは、モバイル向けOLEDパネルシェアの95%以上を持ち、その生産能力や品質面で信頼できる唯一の企業といわれている。今後も積極的な投資が計画されており、今年後半に新工場が着工し、2019年には量産開始が予定されている。

 

AppleはLGのOLED工場に投資

一方、AppleはLGディスプレイが新たに建設するOLED工場に投資し、Apple専用のOLED工場とする契約を締結する見込みであると報じられている。Appleは2019年までにすべてのiPhoneにOLEDディスプレイを搭載するとの情報もある。

 

判断できないJDIの経営陣

JDIは、市場がOLEDへ急速にシフトしている状況を読み切れず、投資が遅れている。昨年末、OLEDの技術強化と開発加速のため、OLEDパネルの開発を手がけるJOLEDを子会社化すると発表したが、協議が難航し事実上白紙になった。

このままだと、最終的に同社の最大の顧客を失い、財務的にさらに深刻な問題に直面する可能性がある。

 

Source:NikkeiAsianReview via MacRumors

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